Track record
これまで訪問介護・倉庫物流・建設・自動車整備・士業・食品卸・運送・学習塾など、十数業界の現場で、業務に合わせたオーダーメイド開発をしてきました。下の画面は「こんなふうに解決できます」という提案です。御社の現場に合わせて、ここからゼロから設計します。
Story 01
現場監督の、ある一日
- 1
7:30
現場朝礼。職人の人数を数え、今日の段取りを口頭で確認。手元のノートに人工をメモする。
- 2
10:00
材料が届く。納品書を受け取り、トラックの荷台で雨を避けながらサインしてポケットに入れる。
- 3
12:00
昼休みに進捗写真をLINEで本社へ送る。一言コメントを添えるが、どの現場のどの工程かは件名でしか伝わらない。
- 4
15:00
別現場へ移動。車内で次工程の段取り電話。日報は『あとで書く』とまた後回しになる。
- 5
18:30
事務所に戻り、手書き日報を清書。納品書をスキャンしてFAX送信、写真は別途メールで送る。
- 6
21:00
本社の事務員が翌朝のためにExcelへ転記。月末になるまで、現場が黒字か赤字かは誰にも見えない。
Story 02
言われてみれば、ずっと困っていたこと
日報が、現場が終わってから始まる
監督の仕事は段取りと安全管理で、本来日報を書くために現場にいるわけではありません。それなのに夜の事務所で手書きを清書し直すって、本当はおかしな話ですよね。
写真と日報と納品書が、別々の場所に散る
LINE、メール、FAX、紙の伝票。あとから『あの現場のあの日の写真』を探すたびに、3つのアプリと2つのキャビネットを往復していませんか。
赤字に気づくのが、いつも月末
実行予算との差異が出てくるのは試算が締まる月末。気づいたときには、材料はもう発注済み、人工もすでに投入済み。打つ手が残っていない、あのもどかしさ。
人工と材料が、誰の頭の中にしかない
今日この現場に何人入って、何をどれだけ使ったのか。本当は監督の頭の中にあるのに、本社にはノートの走り書きしか届かない。だから粗利の根拠が共有できない。
事務員さんの夜が、終わらない
現場が18時に終わって、事務員さんの転記作業が21時から始まる。誰のせいでもないのに、毎月60時間の転記作業が消えてくれない。
Story 03
もし、こんな仕組みがあったら
- 1現場で
写真を撮って、一言だけ添える
監督はスマホで作業中の写真を撮り、人工や天候を一言メモするだけ。書く時間は1分以内に収まります。
- 2その場で
AIが作業・人工・材料を読み取り、日報草案に
写真とメモから作業内容・人工数・使用材料を抽出し、日報の下書きが出来上がります。監督は確認して送るだけです。
- 3届いたら
納品書OCRが現場別原価に自動で紐付く
FAXやスマホで撮った納品書を読み取り、品目・数量・単価を現場別・工種別の原価に自動で割り付けます。
- 4今日の時点で
予実が現場ごとに並ぶ
本社の画面に、今日時点の予算消化率と粗利見込が現場ごとに表示されます。月末を待つ必要がなくなります。
- 5着工2週目に
赤字の兆しを黙って通知
予算の使い方が早い現場、単価が上振れている現場を検知し、本社と監督に早めに知らせます。
現場日報と原価の流れ、こう変わります
今のやり方とこの仕組みを左右に並べます。夕方の手書きから月末の集計まで、どこが軽くなるかをそのまま見比べてください。
今のやり方
- 監督が夕方、現場や車内で手書き日報を書く
- 写真はLINE、納品書はFAX、それぞれ別ルートで本社へ
- 翌朝、事務員が紙とLINEとFAXを見比べてExcelに転記
- 現場別の原価集計は月末締めまで動かない
- 実行予算との差異は月次試算が出てからしか見えない
- 赤字に気づくのは精算後で、もう手が打てない
- 工事台帳と写真台帳の整備は決算前に夜なべ
この仕組みがあると
- 監督は写真と一言メモだけ。AIが日報草案を組み立てる
- 納品書はその場で撮るだけ、現場別原価に自動で貼り付く
- 事務員の転記作業がほぼなくなる
- 現場別の予実が今日の時点で全社画面に並ぶ
- 赤字の兆しは着工2週目に自動で通知される
- 工種別の差異が一画面で見え、根拠を持って判断できる
- 工事台帳・写真台帳は日々のデータから自動で整う
現場で写真を撮って、一言『基礎配筋、3人、午後雨で半日』と送る。それだけで日報ができている。納品書はトラックの荷台で写真を撮るだけで、現場別の原価に紐付く。本社のモニターには、今日の時点での予実が出ている。赤字の兆しは、着工2週目に黙って光る。監督は段取りに、事務員は本来の仕事に、社長は次の現場の意思決定に時間を戻せる。
App Tour
画面で見る解決のかたち
画像はクリックすると拡大できます。
Screen 01
現場別 予実が、今日の朝にわかる
本社の工事課が朝一番に開く全社画面。進行中の現場が一覧で並び、予算消化率と粗利見込が現場ごとに色で示されます。気になる現場はその場で詳細にたどれて、誰がいつ何を入れたかまで追えます。月次の試算表を待たずに、今日の手で動ける状態をつくります。
Screen 02
写真と一言だけで、日報ができる
現場監督はスマホで配筋や型枠の写真を撮り、「基礎配筋、3人、午後雨で半日」と一言メモを残すだけ。作業内容・人工・使用材料を読み取り、日報の草案ができます。監督は最後に目を通して送るだけ。夕方の手書き作業がなくなり、現場を回る時間が戻ります。
Screen 03
納品書を撮るだけで、原価が現場に貼り付く
トラックの荷台で納品書をスマホで撮るか、本社に届いたFAXを取り込むと、品目・数量・単価が読み取られます。どの現場のどの工種の原価かが自動で紐付き、後から事務員が振り分け直す手間がなくなります。協力会社からの請求書も同じ流れに乗せられます。
Screen 04
実行予算と実績を、現場ごとに並べて見る
現場ごとに、実行予算と今この時点の実績が工種別に並びます。基礎・躯体・仕上といった単位で差異と粗利見込がひと目で見えるので、「どの工種で食われているか」がすぐわかります。協議や追加変更の場面でも、根拠を持って話せる画面になります。
Screen 05
赤字の兆しは、黙って光って教えてくれる
予算の使い方が早すぎる、材料単価が見積より上振れている、人工が想定の1.5倍を超えそう。そうした兆候を着工2週目の段階で拾い、本社の工事課と現場監督に静かにお知らせします。気づいた時には手遅れ、を減らすための見守り役の画面です。
For everyone involved
現場監督・本社工事課・経理、それぞれにとって
この仕組みは関わる人それぞれの一日に効きます。いちばん変わるのは、夕方の手書きから解放される現場監督の働き方です。
夕方の手書き日報から解放され、現場を回る時間が戻る
写真と一言メモを送るだけで日報ができます。雨で中断した日や複数業種が混在する日も、書き直しの負担なく状況が伝わります。協力会社や本社からの問い合わせも、画面を見せるだけで済む場面が増えます。
全現場の予実が、朝の一画面に並ぶ
進行中のすべての現場が一覧で並び、予算消化率と粗利見込が色で見えます。気になる現場はその場で深掘りでき、月次試算を待たずに対策の指示が出せます。週次会議の準備時間も大きく減ります。
転記から解放され、確認と分析に時間が回る
LINE・FAX・紙の日報を見比べてExcelに打ち直す作業がなくなります。代わりに、原価コードの正しさや協力会社別の傾向の確認に時間を回せます。月末の集計残業が常態化していた状況から抜け出せます。
赤字現場の発見が、精算後から着工2週目へ
「終わってみたら赤字だった」を減らせます。粗利見込が早期に見えることで、追加変更の交渉や工程の組み直し、応援人員の判断を早めに打てます。会社全体の粗利の見通しも、月次から日次に近づきます。
Why not off-the-shelf
「会計ソフトと現場管理SaaSで足りるのでは」と思ったら
市販の会計ソフトや現場管理SaaSはどれも良くできています。ただ、現場で撮った写真からの日報化、納品書OCR、現場別の予実、赤字兆候の通知までを一本の流れで扱おうとすると、業界特有のお作法と結びつけきれない場面が出てきます。
経理面の集計はとても得意です。ただし「現場別の実行予算と工種別実績の突合」「現場監督が現場から入れる日報」までは元々の役割の外で、現場と本社をつなぐ運用に手作業の溝が残りがちです。原価の早期確定にはもう一段の仕掛けが要ります。
工程表や写真台帳の整備には強い一方で、納品書OCRから現場別原価への自動紐付け、赤字兆候の早期通知までを一画面で扱える組み合わせは多くありません。会社ごとの実行予算の組み方や工種コード体系に合わせ込む余地も限られます。
今の運用を一番安く続けられる形ではあります。ただ、転記の人手と月末集計の遅れがそのまま残り、赤字現場の発見が常に一手遅れる構造から抜け出せません。会社が伸びるほど事務の負担も比例して増えていきます。
From zero, with you
ゼロから、御社の現場の言葉で組み立てます
できあいの仕組みを当てはめるのではなく、貴社の工事の流れを一緒に見るところから始めます。実行予算の組み方、工種コード、協力会社との伝票の流れ、雨天中止や手戻りの扱い、現場ごとの呼び方まで、御社の現場で使われている言葉のまま組み立てます。
- 1STEP 1
現場と本社を、一緒に見る
実際の現場と本社を回り、日報・写真・納品書・実行予算がどう流れているかを把握します。監督・事務員・経理それぞれの一日も拝見します。
- 2STEP 2
業界・御社ならではのお作法を聞き出す
工種の呼び方、人工の数え方、追加変更の扱い、協力会社別の請求の癖、雨天中止や手戻りの記録の仕方など、御社の言葉で書き出します。
- 3STEP 3
最適なかたちをゼロから設計
聞き出した内容から、画面・入力項目・通知のしきい値・権限設計を御社専用に組み立てます。既製品の流用ではなく、現場の言葉のまま設計します。
- 4STEP 4
1〜2現場で試し、全社へ広げる
まず1〜2現場で小さく動かし、監督・事務員の反応を見て調整します。手応えを確認してから、全社・全現場へ段階的に広げていきます。
FAQ
実際に作るとしたら、のFAQ
Q.これは買える製品ですか
いいえ。建設業の現場日報と原価のアイデアを「こういう仕組みなら早く赤字に気づけます」と紹介したもので、製品として販売しているわけではありません。実際に作るなら、御社の実行予算の組み方や工種コード、協力会社との伝票の流れに合わせて、ヒアリングからゼロで設計・開発します。
Q.実際に作るとしたら、費用と期間はどれくらいですか
規模によって変わりますが、まず1〜2現場で使える最小限の形なら、初期開発でおおよそ 80万〜300万円、その後の保守・改善で月額 3万〜10万円ほどが目安です。最初に「写真からの日報化と現場別原価のどちらから始めるか」を一緒に決めて、3〜4か月ほどで小さく立ち上げ、運用しながら広げていく進め方がおすすめです。
Q.今使っている会計ソフトや工事管理ソフトと連携できますか
はい、想定しています。freeeやマネーフォワード、御社の工事台帳ソフトとは、CSV連携やAPI連携で原価データや仕訳データのやり取りを設計できます。どこを今まで通り、どこを置き換えるかを最初の打ち合わせで切り分け、二重入力にならない流れを組みます。
Q.現場監督や協力会社に負担はかかりませんか
監督側は「写真を撮って一言メモ」が基本で、それ以上の入力は求めない設計が前提です。協力会社には納品書や請求書をこれまで通り出してもらい、本社側のOCRで取り込みます。スマホが苦手な方のために、本社で代行入力できる導線も用意します。導入時には、現場で実際に触ってもらう講習も含めて進めます。
Q.雨天中止・手戻り・追加変更など、現場特有の例外は扱えますか
扱えます。むしろ、こうした例外こそ御社の現場ならではのお作法が出るところです。雨天中止の人工の付け方、手戻りの工種への振り直し、追加変更の予算組み替えなど、御社の今のやり方を最初に聞き出し、画面と通知の挙動に落とし込みます。
Q.自社で運用できますか。保守はどうなりますか
日々の運用は御社の事務員と工事課の方で回せる形を目指します。工種コードの追加や通知しきい値の調整など、よく触る設定は管理画面から行えるよう設計します。保守は月額契約で、不具合対応・改善要望の反映・問い合わせ窓口を継続的にお引き受けする形が一般的です。
Related cases
近い領域で実際に作った事例
飲食・流通の現場で、過去にオーダーメイドで開発した事例です。
貴社の現場に当てはめると、どうなるか
無料の初回相談で、御社の工事の進め方にこの仕組みを当てはめたらどう動くかを一緒に具体化します。今の実行予算の組み方や納品書の流れを伺いながら、効果が出そうな現場や始めやすい一歩を見立てます。作る作らないは、そのあとで決めていただいて大丈夫です。
掲載している画面・数値は紹介用のイメージで、店舗名などは架空です。同様の仕組みを既製品として販売しているわけではなく、実際は貴社の顧問先の業務をお伺いして、ゼロから設計・開発します。



