仕様書は、書いた人にしか正しく読めない。
「一覧から選択して登録できること」。この一文から思い浮かべる画面は、書いた人と読んだ人で必ず違います。違ったまま合意して、違ったまま作られます。
デモ先行開発
受託開発の順番を1つ入れ替えただけのやり方です。難しい話は何もありません。ただ、これをやっている会社がほとんどないので、詳しく書いておきます。
なぜ必要か
デモ先行開発が解こうとしているのは、この3つです。どれも珍しい話ではなく、受託開発では毎回起きています。
「一覧から選択して登録できること」。この一文から思い浮かべる画面は、書いた人と読んだ人で必ず違います。違ったまま合意して、違ったまま作られます。
「この取引先だけ締め日が違う」「金曜だけ手順が変わる」。当たり前すぎて誰も言わないことが、いちばん使い勝手を左右します。動く画面を見て初めて「あ、これだと困る」と出てきます。
納品後に見つかったズレは、直すのに追加の費用と時間がかかります。契約前に見つかれば、その場で直すだけです。同じズレでも、見つかる時期で結果がまったく変わります。
順番の違い
一般的な受託開発
ヒアリング
お見積り・ご契約
ここで金額が決まる
仕様書の作成・合意
文字で握る
開発
納品
ここで初めて画面を見る
改善マニアのデモ先行開発
業務ヒアリング
無料
デモのご提示
完成品の約8割が動く画面を無料でお見せする
お見積り・ご契約
見て納得してから決める
段階開発
週1回、動くものを見ながら進める
納品 → 毎月磨く
使ってから出た要望に対応し続ける
デモは、実際の業務の流れを再現した画面イメージと動画でお見せします。
進め方の詳細
期間と費用を各ステップに書いています。無料の範囲がどこまでかも、ここで確認してください。
01
オンラインでも構いません。Excel のファイル、紙の伝票、LINE のやりとり。整えずにそのまま見せてください。整っていない状態のほうが、実態がよく分かります。
02
うかがった業務をもとに、完成品の約8割が動く状態まで作ります。ここが私たちの持ち出しになる部分ですが、業務を理解しないと良いものは作れないので、必要な工程だと考えています。
03
実際の業務の流れを再現した画面と動画で、私たちがご説明しながらお見せします。「この項目はいらない」「この順番が逆」。この場で出た指摘は、費用も日程も増やしません。ここでお断りいただいても構いません。
04
見ていただいた画面をもとに、一式でお見積りします。何を作るかがお互い見えている状態なので、見積もりのブレがほとんどありません。
05
いちばん困っている業務から順に作ります。週1回、動いているものをご確認いただきながら進めます。まとめて作って最後に見せる、ということはしません。
06
業務は変わり続けます。使ってみて出た要望に合わせて、システムのほうを直していきます。開発だけで終える契約も可能です。
よくある質問
「無料」と聞くと不安になるのは当然なので、そこを中心に書いています。
作る前に業務を理解しないと、そもそも良いものが作れないからです。ヒアリングとデモの作成は、お客様へのサービスである以前に、私たちが仕事をするために必要な工程です。だから費用をいただいていません。お断りいただいた場合の請求も、その後のご連絡もありません。
操作していただくものではありません。実際の業務の流れを再現した画面と動画で、私たちがご説明しながらお見せする形です。ご希望の操作パターンがあれば、その流れを再現してお見せします。操作までできるデモをご希望の場合は、状況に応じてご対応可能な場合がございます。
私たちの手元で破棄します。お客様の業務情報をもとに作ったものなので、他社に流用することはありません。
主要な画面と、日常的に使う操作の流れです。必要な機能・操作は全て揃っている状態を目指します。残る2割は、細かい例外処理、外部サービスとの接続、印刷物の細部など、実際のデータを入れないと詰められない部分になります。
構いません。ただ、デモを作るのに3〜10日いただくので、比較の期限が短い場合は間に合わないことがあります。最初にお申し付けください。
段階開発の中で吸収できる範囲であれば、追加費用なしで対応します。作る量が明らかに増える場合は、その時点で改めてご相談します。黙って追加請求することはありません。